ナースキャップの組み立て

すでに立体的に組みあがってる状態
ナースキャップは、一般的には厚手の白い布でできた、少し特殊な形をした一枚の平らなパーツになっています。
広げた状態では、中央が盛り上がった山のような形をしていたり、
あるいは左右に長い「羽」のような部分が突き出したT字型に近い形状をしていたりしますが、
いずれも一枚の平面的な布の状態から始まります。
この平面の状態から立体的な形を作る際は、まず平らな机の上に本体を広げ、全体の構造を把握することから始めます。
布が柔らかいと形が決まりにくいため、あらかじめアイロンとスプレー糊でパリッと硬く仕上げておくと、後の工程が非常にスムーズになります。
まず、本体の下部にある長い直線部分を、おでこに当たる土台にするために数センチほど上へ折り返します。
この折り返し部分がキャップの「縁」になるため、左右で幅がズレないよう慎重に折り目をつけてください。
次に、左右に長く伸びている羽のような部分を、円を描くようにゆっくりと後方へ回していきます。このとき、
急な角度で折るのではなく、頭の形に沿うような緩やかなカーブを意識しながら、左右の端を背後で重ね合わせます。
背後で重なった部分には、通常ボタン穴がいくつか開いていますので、
自分の頭のサイズに合う位置でボタンを留めて固定します。ボタンがないタイプの場合は、白いヘアピンをバツ印の形に差して留めるか、
マジックテープを利用して円筒状の形をキープしてください。形が固定できたら、仕上げに頭頂部の形を整えます。
そのままでは上が大きく開いてしまうため、左右の角を内側へ少し押し込むようにして、ナースキャップ特有の山型のシルエットを作ります。
正面から鏡を見て、左右の高さや「角」の立ち方が対称になっているかを確認し、全体的にふっくらとした立体感が出れば完成です。
最後に、内側の見えない位置に白いヘアピンを仕込んでおけば、実際に頭に乗せたとき自毛としっかり固定できるようになります。